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外国人住民が抱える多様な課題 (1) コミュニケーション

      2015/11/19

滋賀県には現在23,555人の外国人が住んでおり、長浜市にはその1割を超える2,901人の外国人が住んでいます(ともに2014年12月末、滋賀県観光交流局調べ)。さらに統計には出てきていませんが、外国にルーツをもつ日本国籍の人たちも、滋賀県、そして長浜市に住んでいます。

国籍・年齢・職業などの広がりを見せるなか、様々な生活の場面で、言葉や文化、生活習慣の違いからお互いをよく理解しあえず、日常生活がスムーズに営まれない、地域のなかでみんなと一緒に生活するのが難しいという状況が発生しています。

言葉などの問題によって、地域住民とのコミュニケーションが図れない、生活に必要な知識や情報を得られない場合があります。必要な行政サービスを受けられなかったり、住民としての義務を果たせなかったりすることから、生活の場面で様々な支障をきたし、結果として地域のコミュニティが言語によって分断されてしまう場合があります。

一方で多くの外国人住民は、日本語や日本社会などについて地域の日本語教室で学んでいます。この日本語教室は外国人住民にとっての安心できる居場所として機能したり、また生活に必要な情報を収集する場にもなっているのですが、必ずしも彼らが行ける時間にオープンしているわけではありません。また大抵はボランティアが運営の中心になっていることから、持続可能な体制が難しいのも現状です。


その他にも様々な課題を外国人住民は抱えています。Startup Weekend 当日は、実際に長浜市に住む外国人住民の方々も参加します。そんな彼らの声を聞き、彼らの課題を解決するサービスを考えてみてはいかがでしょうか。

 - 多様な課題