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外国人住民が抱える多様な課題 (2) 教育・就業

      2015/11/19

外国人住民が抱える多様な課題、「コミュニケーション」に続き2回目は「教育・就業」について、一部ではありますが課題を共有します。

外国にルーツをもつ子どもたちは日常会話は普通にでき、多様な才能を持っているものの、日本語の読み書きができることを前提にした教育カリキュラムに自力でついていくことが難しく、学習活動への参加・モチベーションに支障が生じていることがあります。このことは、高校等への進学などの将来の進路にも大きく影響していると考えられますが、高校就学の年齢以降に日本に来た人々は、学齢超過により義務教育を受けることができないという問題もあります。

外国にルーツをもつ人々は本来自身がもつポテンシャルや努力に反して、職業能力や日本語能力が不足するとみられてしまうことが多く、一部の職種でしか就職・転職活動をしにくく、それが彼ら・彼女らの人生設計に大きく影響してしまいます。実際外国人労働者の多くは、派遣や業務請負といった形態で製造業の現場などの非熟練労働に従事しており、短期間で転職する場合も少なくありません。


その他にも様々な課題を外国人住民は抱えています。Startup Weekend 当日は、実際に長浜市に住む外国人住民の方々も参加します。そんな彼らの声を聞き、彼らの課題を解決するサービスを考えてみてはいかがでしょうか。

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