*

現場レポート・DAY 2「Coach Session」

   

14:00。お昼すぎということもあって、会場に来ていたスタッフの子どももおやすみです。

そんななか、コーチがやってきました。スタッフが段取りの説明。

今回のコーチを紹介します。まずは Startup Weekend Japan 代表理事の李東烈さん。11月に開催されたアクセラレーションプログラム「LSAP」にも来ていただきました。

そしてこちらも LSAP のメンターとして参加していただいた、株式会社小石川 代表取締役、広瀬眞之介さん。

高縞企画、そして彦根の湖岸に今年できた「VOID A PART」の共同代表、牧貴士さん。

殆どのチームがちょうどヒアリングに出かけていたので、あまり人が少ないなかでのコーチセッションとなりました。ちゃんと自分たちのプラン、説明できますか・・・?



あれ、こんな人コーチにいたっけ・・・?

なんと昨年11月の「Startup Weekend Shiga」で優勝した「Kore-nani」の中村さんが遊びにやってきました。現在創業に向けて準備中の中村さんも参加者の話に耳を傾けます。

コーチからは厳しいレスポンスが続きます。

コーチセッションが終わりました。参加者の話を聞いての講評です。こちら詳しくは別ページにて紹介しますね。



リーダー不在のままコーチセッションが終了し、色々と考え直すことがでてきたチーム。

カメラを向けると苦笑いのチーム。どうしたんですか?

「いやぁ、最初書いていたホワイトボードが白紙になっちゃいました・・・」

別のチームは、コーチの言葉がきいたのか、「知った気になるな!!」の一言。

他のチームは、なんとメンバーが分かれることになりました。

あるチームの机にはこんな落書きが・・・おい、大丈夫か?

コーチはその後も残っています。参加者はそれぞれ個別に相談を始めます。


17:00。「・・・ちょっと、ヒアリングに行きますか」とあるチーム。

外はだいぶ冷えています。市内の店舗にそれぞれわかれてヒアリングを始めることになりました。

夜のキャッスルロードをひとり自転車で走る参加者。

飛び込みでヒアリングをしています。よい結果が得られるといいな。

他のチームも、再度ヒアリングを始めました。この時間、突然にもかかわらず応対してくださるお店の方に感謝。

一生懸命メモをとります。

18:00。

晩ごはんが参加者に配られます。美味しそう。

晩ごはんを食べる余裕もなく、議論が続きます。



そんなテンションのなか、李さんが参加者のみなさんに急遽励ましの言葉。

「いまみなさんはこのグラフのどん底にいます。2009年12月、初めて日本でStartup Weekendを開いたとき、日曜日にお弁当が余ってしまうことに気付きました。2日目の夜にみんないなくなってしまうんです。その原因を調べたら、土曜日コーチにボロカスに言われて、しんどすぎて諦めてしまう(笑)。でもここで、やる気を取り戻す方法が2つあります。ひとつはコーチに励まされること。そしてもう一つはビール飲んで忘れてチャラにしてしまうこと(笑)」。

「でも、土曜の夜に崩壊したチームが、大抵優勝するんです。あるいはその後のStartup Weekendにリピート出場して、場合によっては投資を得ることもある」。

「いま、ここで絶望したらだめ。みなさんに期待している人は誰もいないから(笑)、失敗することを恐れず、やりたいことをやれば、よい経験になります。ブレずに最後まで走ってみた方が、逆に学びが多い」。ピボットすることはあっても、そこでブレないことが大事ですよね。

李さんの言葉を受けて、みんなが席に戻り、新たに考え直します。



広瀬さんも最後にみなさんに励ましの言葉。「絶対に失敗します。でも絶対に諦めないでください」。

牧さん「諦めなければどこかで何かがつながっていきます」。

そしていよいよ明日が最終日。今日の凹みをバネにして、明日のプレゼン(全然失敗してもいいから)どうか頑張ってください。

 - 滋賀大学彦根キャンパス(2016.12)